越後の禅僧、良寛(1758-1831)に関する資料や遺筆を常設展示する良寛の里美術館(新潟県長岡市島崎)で3月30日まで企画展「第9回和島及び近隣地域の所蔵品展」が開かれている。
長岡の竹内蘆風、分水の富取芳斎と穂苅春雄、糸魚川の相馬御風、三条の長谷川嵐渓、広川操一、帰山雲崖、与板の三輪晁勢、今も活躍する彫金の市川正美をはじめ、速水御舟、谷文晁、棟方志功といった全国に知られる著名な作家の作品もある。
新春恒例の企画展で、和島と近郷から借りた39点と美術館所蔵の14点を一堂に展示している。じっくりと鑑賞できる展示となっている。
毎週月曜の休館日を除き午前9時から午後5時まで開館。入館料は高校生以上500円、小中学生300円、未就学児は無料。問い合わせは良寛の里美術館(0258-74-3700)。