越後の禅僧、良寛(1758-1831)の遺徳を顕彰する新潟県長岡市の長岡良寛の会と良寛の里美術館と良寛の里美術館は、5月11日(日)に新緑茶会、11月9日(日)にもみじ茶会と称して良寛ゆかりの地、長岡市和島地区にある「道の駅 良寛の里 わしま」のあるエリアにある茶室(指月亭)と「和らぎ家」を会場に第5回良寛・貞心尼 手まり茶会を開く。
良寛の里わしま会場での「手まり茶会」は今年度で3回目。長岡良寛の会茶道部の桑原宗夏さん、真島宗俊さん、太田藤絵さんらが点前(てまえ)を披露する。
ことしは茶会の参加が初めて、作法がよくわからくて緊張した、正座が苦痛だったといった声を受けて、「和らぎ家」会場で全席いすに腰かけて、家元から抹茶を初めての人に茶碗の持ち方や菓子のいただきを説明する。
くつろいだ雰囲気のなかで、茶の世界に案内する茶席。良寛の里美術館で良寛などの遺墨鑑賞やはちすば通り良寛史跡巡りも含んでいる。
2回とも定員は先着80人。問い合わせは長岡良寛の会の安達さん(090-2626-1037)か良寛の里美術館(0258-74-3700)。