木造建築工事の有限会社和同住宅(資本金300万円、長岡市川崎2)は、2月10日付で事業を停止し、13日に新潟地裁長岡支部に自己破産を申請して28日に破産手続き開始決定を受けた。負債は約9300万円。
帝国データバンク長岡支店の調べでは、同社は1984年2月に設立された木造建築工事業者。地元長岡市の一般個人から新築工事やリフォーム工事を受注し、2013年12月期には年売上高約2億0434万円を計上していた。
しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、22年12月期の年売上高は約6700万円にまで落ち込み、資金繰りが悪化して先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念した。