新潟県田上町で20日、田上町交流会館で「二十歳のつどい」が開かれた。対象者97人は田上中学校の卒業生で、うち70人が出席して二十歳の節目を新たな門出として祝った。
式典では、二十歳を代表して北海道大学法学部2年の小林里玖さん(20)が佐野恒雄町長に向かって「わたしたちはこれまでともに歩んできた仲間たちとこれからも励まし合って成長し、今まで支えだった皆さまへの感謝の気持ちを忘れず社会的責任の伴うおとなの一員であることを自覚した行動をとることをお約束する」と決意の言葉を述べた。
続くアトラクションでは、竹あかりイベント「たがみばんぶーぶー」をはじめ、タケノコやタケ、ウメなどの田上の資源を生かしたイベントで田上に光を当てた「道の駅たがみ」の馬場大輔駅長が「イベントを通して、田上愛を育む取り組み」をテーマに講演した。
さらに今回は田上町産業活性化ブランド戦略協議会(杉田耕一会長)の事業として初めて出席者から二十歳の決意を書いてもらったタケの縦に割った短冊を道の駅たがみの情報館前の通路屋根に下げたほか、恒例で道の駅たがみからソフトクリームをプレゼントした。