初めての国際交流を目的とした体験型イベント「つばめの商店街でジャパニーズカルチャーフェスティバル」が23日、新潟県燕市燕地区の穀町、宮町、仲町の3つの商店街の店舗を会場に開かれ、好天に恵まれて大勢の来場者でにぎわった。
燕市国際交流協会(山崎悦次会長)が主催で初めて開かれた。燕市商店連合会とつばめまんなか商店街の協力で、茶道や書道、花道など伝統的な日本文化を市内外の外国出身者と一緒に体験してもらった。
体験コンテンツでは、茶道、書道、着物布で缶バッチ作り、 餅つき、和太鼓など15件、飲食コンテンツでは、ランチボックスのほかキッチンカーなど8件が参加し、数カ国の外国人ブースも出た。
思ったほど外国人の来場者はなかったが、好天に恵まれて朝から親子での来場が多かった。畳に座って生け花に挑戦したり、おむすびをにぎったりとワークショップをはしごした。
一般社団法人新潟県ミャンマー人支援協会はミャンマーの菓子を販売。イギリス人の英語講師はアルファベットを装飾的に書くカリグラフィーを指導。この日は三八の定期市に当たり、午前中は通りが車両通行止めになり、まつりのようなにぎわいを楽しんでいた。