新潟県三条市の滝沢亮市長は9日、定例記者会見を行って合併20周年記念事業の実施や工場等遮熱断熱促進補助金の創設など6項目を発表した。発表の概要は次の通り。
2005年5月に旧三条市、旧栄町、旧下田村が合併してから三条市はことしでちょうど20年。5月10日(土)午前10時から三条市体育文化会館で三条市合併20周年記念式典を行う。
式典のあとアトラクションで三条凧ばやし(三条市立一ノ木戸小学校凧ばやしクラブ)、HIPHOPダンス(SUNSサンズ DANCEダンス SCHOOLスクール)、合唱(新潟県央ジュニア合唱団“ブレーメン”)が披露される。誰でも参加でき申し込みは必要ない。
そのほか今年度1年間を通して行う三条市合併20周年記念冠事業の主なイベントは次の通り。
合併20周年を記念して、旧三条市、旧栄町、旧下田村それぞれの歴史と、合併後の三条市の20年間を、写真パネルや年表で振り返る企画展「三条のあゆみ」を5月1日(木)から6月1日(日)まで三条市図書館等複合施設「ほまれあ」で開く。5月1日は午前11時から滝沢市長があいさつする。
補助の対象は、市内に事業所がある製造業、卸売業の中小企業者の屋根や天井、壁、窓に対する遮熱断熱工事費。工事経費の2/5で補助上限額は施行面積500平方メートル以下100万円、900平方メートル未満150万円、900平方メートル以上200万円。申請方法は4月15日にホームページに掲載して受け付ける。
バーベキューやキャンプ、バスケットボールやスケートボードなど、誰もが気軽にアクティビティを楽しむことができるミズベリング三条に、シャワー室がほしいという要望に応えるため、クラウドファンディング型ふるさと納税でシャワー室の設置費用に充てる寄付金の募集を開始した。
ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を利用し、ふるさと納税でミズベリング三条プロジェクトを選択して三条市に寄付するか、専用プロジェクトページを参照する。
寄付金の目標額は450万円。目標額達成の可否にかかわらず活用する。募集期間は4月9日(水)から5月31日(土)まで。シャワー室はコインシャワー(1棟2室)幅2.2m×奥行1.9m×高さ2.5mで、7月ごろ利用開始予定。
■【ミズベリング三条プロジェクト】日本一の大河「信濃川」の水辺に賑わいと災害への備えを|ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」
三条ものづくり学校で7回目となる「工場こうば蚤(のみ)の市(いち)」を開催。ことしも4月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、燕三条地域の職人やクリエイターが集い、マーケット開催を中心にワークショップやキッチンカー出店などが行われる。
当日は、三条ものづくり学校敷地内の駐車場は利用できない。公共交通機関を利用するか、パール金属の臨時駐車場に駐車し、無料シャトルバスを利用する。無料シャトルバスは、臨時駐車場と三条ものづくり学校を午前9時から午後4時20分まで約20分間隔で運行する。内容は次の通り。
三条市歴史民俗産業資料館別館「ほまれあ」では、4月20日(日)まで「誰でも読みやすい書道」をテーマにした「書家・鈴木すずき 雪泉せっせん小品展」と、編みぐるみと羊毛フェルトで不思議な世界を作り上げるkinonekoきのねこさんによる「編みくる森の摩訶不思議」を開催している。
書道、手芸をテーマにした展覧会は、ほまれあでは初めて。4月12日(土)の午前10時からと午後2時からの2回、作家本人によるワークショップ「ダーニング」と衣類の穴などを繕う「ダーニング」の技術でトートバッグ作りを行う。対象は小学6年生以上で定員は各回5人、参加費1,500円。申し込みは、ほまれあ(0256-32-0681)。