6日に開花が発表された新潟の桜は11日、各地で見ごろを迎えた。天気予報は12日は晴れ、13日は曇りの予報で、各地で花見客のピークを迎えてにぎわいそうだ。
三条燕インターチェンジ入り口前の緑地帯に並ぶ桜並木はほぼ満開になった。大きな木ばかりで、風下のインター入り口側に向かって大きく広げた枝は地面に届くほど伸び、インターを出ると眼前に広がる滝のような桜の壁に目を見張る。
交通量も多く注目度は抜群。11日は花を見ようと訪れる人が切れ目なく、スマホで桜の写真を撮り、桜の花がつくる壁や花のトンネルをバックに写真を撮っていた。
13日に分水おいらん道中のおいらんの行列が練り歩く大河津分水桜並木は、土手上で冷たい川風にさらされているので市街地より開花は遅く、まもなく満開。道路脇で咲く菜の花の鮮やかな黄色とのコントラストも美しい。
12日はその土手下の燕さくら公園を発着点に燕さくらマラソン大会が開かれ、ゲストランナーに4大会五輪連続出場の福士加代子さんを迎え、ことしも燕市PRアンバサダーで五輪に2大会出場している燕市出身の宇佐美彰朗さんが来場する。