「さくら名所100選」にも選ばれている新潟県燕市・大河津分水の桜土手などを走る「燕さくらマラソン大会」が12日、開かれた過去最多の1,891人がエントリーし、満開のサクラの下を駆け抜けた。
翌日に同じ分水地区で行われる分水おいらん道中とセットで2019年から行われているレース。公認コースのハーフマラソンをはじめ2km、3km、10kmの4種目とウォーキング5kmが行われた。
女子マラソンの日本代表で4大会五輪連続出場の福士加代子さん(43)をゲストランナーに迎え、ことしも燕市PRアンバサダーで男子マラソンで五輪3大会出場の燕市出身・宇佐美彰朗さん(81)も参加した。
なかなかサクラの開花のタイミングに合わず昨年は開花前だったが、ことしはぴったりほぼ満開。ただ前夜から雨が降ってスタート時は霧雨のような弱い雨が残ったが、それも間もなくやみ、しだいに青空が広がり、ランナーは春を五感で味わいながらゴールを目指していた。