旅行代理店の有限会社長岡ツアーズ(資本金 2850万円、長岡市中島4)は4月8日、新湯地裁長岡支部から破産手続き開決定を受けた。負債は約2400万円の見込み。
帝国データバンク長岡支店の調べでは、同社は1990年1月に設立された旅行代理店で、地元長岡市を主体とした中越地区近郊の一般個人、法人、学校などを得意先として2013年12月期は年売上高約4900万円を計上していた。
しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、新型ウイルスの感染拡大で業況は迷以降も受注が伸び悩み、判明する23年12月期の年売上高は約1200万円にまで落ち込むなど、厳しい経営を余儀なくされていた。
このようななか資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念、今回の措置となった。