18日の新潟県三条市は午後から青空が広がり、気温は夏日となる26.5度まで上がり、3月27日と並ぶことし最高となった。
午前は雷が鳴って雨が降った所もあったようだが、明け方の最低気温が10.2度と高かったこともあり、正午前には気温が20度を超えた。
正午前から日が差し始めてさらに気温はぐんぐん上昇し、26.5度まで達した。風も弱く、汗ばむような陽気だった。
見ごろになった桜を迎え撃つように週の初めから風雨が強まった。それでも何とか持ちこたえた桜が多かったが、そろそろ花は終盤。落花が進み、桜並木の下は敷き詰めるように舞い降りた桜の花びらで淡いピンクのじゅうたんのようになった所もある。
風がそよぐたび、かけ声に合わせたかのように花びらがはらはらと散っている。越後の禅僧、良寛の辞世の句ともされるのが「散る桜 残る桜も 散る桜」。花の命は短く、今週末は遅く咲いた桜も花吹雪となりそうだ。
19日の新潟の予報はくもり一時雨で予想最高気温は20度。