17日の新潟県三条市は、昼過ぎまで西寄りの強い風が吹いたが、気温は5月下旬並みの23.5度まで上がる暖かい陽気だった。
16日は風雨が強く雷が鳴ってひょうまで降る大荒れの春の嵐だった。それと比べれば風は収まったとはいえ、正午前後を中心に西寄りの風が強かった。
最低気温は明け方の5.4度。日中は晴れて気温はぐんぐん上がり、上着を脱ぎたくなる暖かさだった。
加茂市の加茂川の上空では、ことしも500匹を超えるこいのぼりが泳いでいる。市民有志が主導する「加茂川を泳ぐ鯉のぼり」。週末は市外から見学に訪れる人も多く、加茂の春の風物詩として定着している。
ことしは大型連休が終わる5月6日(火・振)まで。西宮橋ー葵橋間の左右両岸を結んだワイヤーに市民などから寄付されたこいのぼりを下げている。
17日は強い風をはらんだ色とりどりのこいのぼりは、ぱんぱんに膨らみ、水平になって全速力で泳いでいるようだった。
18日の新潟の予報はくもりのち一時雨で予想最高気温は25度で、夏日になるかもしれない。