4月8日の釈迦(しゃか)の誕生日を祝う「花まつり」。三条市を含め降雪地は月遅れで行われることが多く、ことしも新潟県三条市八幡町にある真宗仏光寺派の2つの寺院が連携して26日(土)午後2時から花まつりを行い、お勤めとあわせて蛇房(へびふさ)づくりワークショップ、サモサとチャイふるまい、越後瞽女唄(ごぜうた)・才蔵ズ ライブも行う。
主催、会場は道路をはさんではす向かいに位置する安楽寺(八幡町4-33)と徳誓寺(八幡町5-15)で、4時半まで開く。
安楽寺でお勤めと法話で始まり引き続き、蛇房づくりワークショップを行う。蛇房は数珠の房のことで、蛇房を編む工程を覚えれば自分で数珠を作れるようになる。
2時半から徳誓寺でサモサとチャイふるまい。味覚でも花まつりを楽しんでもらおうと、インド・ベナレス市出身のラジュさんが作るスパイス入りのミルクティー「チャイ」と、ジャガイモをベースにスパイスを効かせた具材を包んで揚げてつくる「サモサ」をふるまう。
3時から徳誓寺で越後瞽女唄・才蔵ズ ライブ。最後の瞽女と言われ、人間国宝の認定を受け三条市の名誉市民でもある小林ハルさんの直弟子、継承者の竹下玲子さんから指導を受けた須藤れい子さんが2018年に越後瞽女唄・才蔵ズを結成した。
初期は小学生の女子3人を含む大所帯だったが、今は主に3、4人で活動している。ともにけいこに励みながら県内各地の祭りやイベント、施設などさまざまなステージで瞽女を披露しており、その演奏、パフォーマンスを楽しんでもらう。
入場は無料。臨時駐車場は川口造吉商店駐車場、三条鍛冶道場駐車場、中央市場駐車場。問い合わせは徳誓寺の福井さんへ電話「090-8642-5405」へ。