「道の駅 燕三条地場産センター」(新潟県三条市須頃1)は大型連休の4月26日(土)から5月6日(火)の11日間、恒例の「燕三条じばさんGWフェア2025」を開き、特別企画の金属洋食器100年企業展をはじめ日替わりなど盛りだくさんのイベントを用意して来館を待っている。
金属洋食器100年企業展は、創業274年にもなる燕物産を筆頭に、小林工業157年、山崎金属工業107年、燕振興工業106年、荒澤製作所102年の創業100年を超える燕市内の洋食器メーカー5社を特集、展示する。
各社が製造する洋食器の代表シリーズやGマーク受賞製品、昔の金型の展示や販売もあり、金属洋食器の一大産地の燕市で培われた時を重ねて愛される「デザインと品質」を立体的に感じることができる。
加えて絶大な人気の音楽ユニット「YOASOBI(ヨアソビ)」が昨年、限定販売した燕三条メーカーとのコラボレーション商品のカレー皿とカレースプーンを展示している。YOASOBIはカレー好きでカレーブランドを展開するほどだ。
カレー皿はイケダのステンレスカレー皿、カレースプーンは燕物産のスマートスプーンで、いずれもYOASOBIのロゴがレーザー刻印されているファンにはたまらないグッズ。その原型となったカレー皿1,900円とスマートスプーン600円を物産館で販売している。
地元企業による日替わり実演販売は、26日はマサコー山口木工が香水やカッティングボード、澤田勇一朗さんの銀彩シリーズの陶磁器、北興商事汚れ落としの「アルカリの雫」を販売していた。
大型連休に行楽客から来駅してもらおうと毎年、GWフェアを開いている。ただ、初日は天気が良すぎてアウトドアで過ごすことを選んだ人が多かったのか、思ったほど出足が伸びなかった。
とはいえことしの大型連休は長く、行楽も分散化すると見られており、これからの来駅に期待している。問い合わせは道の駅 燕三条地場産センター(0256-32-2311)。