架空料金請求詐欺で三条市の50代女性が30万円をだまし取られる (2025.5.27)

新潟県警三条署は、26日までに三条市に住む50代女性が現金合計30万円をだましとられた特殊詐欺（架空料金請求詐欺）被害の届出を受理し、捜査している。

5月12日午後3時ごろ、女性の携帯電話に「有料サイトの未払いがある。お金を支払わないと民事裁判になる」といった内容の自動音声が流れる電話があった。

音声に誘導されて操作すると、実在する通信会社の社員を名乗る男が電話に出て、「きょう中に手続きすれば民事裁判を停止できる。料金は30万円です」などと言い、女性に電話を切らずに金融機関へ行くように指示した。

女性は男の指示に従い、金融機関でATMを操作して男の指示する口座に3回にわたり現金合計30万円を振り込み、だまし取られた。帰宅後、家族に相談したことで、詐欺被害に気が付いた。