カトラリーをはじめ金属加工産業の集積地で知られる新潟県燕市の物流の拠点、燕市物流センターを会場に5日(日)、「第43回燕青空即売会」が開かれ、地元の商社やメーカー40社が出店して半端物や型落ち商品を激安価格で販売する。
物流センターに組合会館を置く協同組合つばめ物流センター(鳥部一誠理事長・組合員32社)と燕市、燕商工会議所が主催し、実行委員会(矢代秀晴実行委員長)を組織して午前8時から午後3時まで、歩行者天国にした物流センターの道路を売り場にして開く。
出店するのは燕市内で事業を行っているか、燕商議所会員で、いわば在庫一掃セール。主に商社がカトラリーや調理器具、台所用品、家庭雑貨などを格安で販売する。希望小売価格の半額は当たり前。倉庫の肥やしにしておくくらいならと投げ売りの超お得なものも並ぶ。
出店は昨年より3社増えて40社。うち初出店が、キッチン用品などの丸山ステンレス、金属カトラリーや器物の大泉物産、調理用品や台所用品のアーネスト、木箱やきり箱のだいいち工芸、キッチン回り収納やランドリー周りラックの山甚の5社ある。
組合駐車場は飲食店ゾーンで、PRブースを含め33の出店がある。昨年まであったキッチンカーはあまり人が行かない場所に設定したので、ことしはなくした。恒例で燕市と縁が深い山形県南陽市の芋煮、福島県南相馬市の特産の品の出店もある。
また、今回初めてインスタグラムの公式アカウント「燕青空即売会 (@aozora_sokubaikai)」を取得。「フォロー」してどれからの投稿を「いいね!」した画面を協同組合つばめ物流センターの本部で提示すると、数量限定でミニプレゼントがもらえる。
燕市で最大の入り込み客を集めるイベント。昨年は約6万人が来場している。問い合わせは協同組合つばめ物流センター(0256-63-7660)。