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OZONE・燕三条新商品開発研究成果発表展「Human Products」(2001.2.16)
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会場の様子
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三条・燕地域リサーチコアと(株)リビングデザインセンター(本社・東京)は、2月15日から28日まで、三条・燕地域リサーチコア3階ホールで、OZONE・燕三条新商品開発研究成果発表展「Human Products」を開催している。
同展は、三条、燕の参加企業が、それぞれ素材や技術を使ったテーマを出し、リビングデザインクラブ「プロフェッショナル」の会員とリサーチコアの呼びかけで発足した地元のプロダクトデザイナーのグループ「デザインリンク新潟県央」(会員20名)のメンバーが、自由にテーマを選択し、商品化を前提にしてデザインを行ったもの。
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タケの棚
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ステンレスのナフキンスタンド
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ことし1月18日から2月12日までは、東京都新宿区西新宿3、リビングデザインセンターOZONEで展示され、2月15日からは会場を三条・燕地域リサーチコアに移した。展示商品は、ユニバーサルデザイン食器、花摘み用はさみ、軽量な工具、ナフキンスタンド、コースター、キャビネット、コートかけなど、約20点。
リビングデザインクラブ「プロフェッショナル」と地元企業は、平成12年2月から交流を行い、地元企業の工場視察や商品・素材の研究を続けおり、同展では、その成果と試作品の展示を行っている。地元参加企業は、(株)青芳製作所、(株)オリエンタル、(有)倉茂木工所、(株)中野科学、(株)マルト長谷川工作所、(株)和田助製作所、(株)誠晃舎、(株)若狭屋。
テーマの中の新素材として、特にデザイナーの注目を集めたのが、(株)オリエンタルが提起した竹の集成材。素朴な色合いと強度が期待できるとあって、本棚、コートかけ、キャビネットなど、さまざまな試作品として紹介されている。ほかにも段ボールを使ったスタンドやステンレスの発色を利用したモビールなどデザイナーの感性が光る試作品が展示されている。
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段ボールのスタンド
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今回の展示は、流通に乗る前の試作段階のデザインなので、通常は目にすることができないものばかりだ。リサーチコアでの会期終了後は、3月9日から18日まで、デザインリンク新潟県央の会員が、ヒューマンプロダクツ新潟展実行委員会として、新潟新潟市笹口2、ハーズショップで、「Human Products新潟展」を開催する。
関連リンク
「OZONE燕・三条新商品開発研究会成果発表展」
http://www.ozone.co.jp/release/0101human.html
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