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パール金属が第3スーパーハブ流通ステーションの地鎮祭(2001.3.16)
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家庭用品・アウトドア用品製造卸の三条市五明、パール金属(株)(高波久雄社長)は、栄町に国内最大規模の自動倉庫、第3スーパーハブ流通ステーションの新設に伴い、16日午前9時から建設予定地で建築工事地鎮祭(起工式)を行った。
施主高波社長をはじめ、設計を請け負った(有)渋川設計の渋川博社長、自動倉庫を納入する(株)ダイフクの大西忠副社長ら約72人ほどが参列し、燕市宮町、戸隠神社の星野宮司が式を執り行った。
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くわ入れする高波社長
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高波社長は「4年半前、第1スーパーハブ流通ステーションをつくったことで、非常に厳しい状況のなか、順調に伸ばしてきました。今の時代、もう決まりきったものは売れない。扱うアイテムが増えたおかげで場所が必要になり、第3スーパーハブ流通ステーションの建設に至りました。また、これからは商品開発、価格競争だけではなく『物流』が競争になります。第3スーパーハブ流通ステーションの1万パレットの自動収納倉庫は日本最大級。4、5年の間に時代を乗り切ることができます」と物流の大きな変革の時期を迎えていることに言及した。
高波社長があいさつの中で「三条商工会議所の羽二生会頭が推進している『三バイ運動』で、建設など地元でできるものは地元の方にお願いして工事を進めて行きたい」と話した通り、建設は桑原建設、岡田建設、中央建設の共同企業体で、電気の配線等は(有)大方電気商会、(株)ナガオケなど、地元企業が請け負う。
同社の栄町の物流拠点は、自動倉庫にパレット7千個を収容できる第1スーパーハブ流通ステーションと、スーパーハブコンテナステーションがあり、新設する第3スーパーハブ流通ステーションは、第1ハブに併設する。
第3ハブは、鉄骨建て建築面積9,240m2。在庫倉庫部分は5層で延べ床面積26,400m2。後方に1個約5.8m3のパレットを1万個以上収容できる国内最大規模の自動倉庫を備え、現在より1万点以上多くの在庫が確保できる。総投資額は25億円。
稼動後は、第1ハブをアウトドア用品、コンテナステーションを収納・
インテリア用品、第3ハブを調理用品に分ける。
在庫量の確保と同社以外の製品を扱う委託物流の事業にも本格的に取り組んでいく。完成は平成13年9月。
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