ニュースタンク
|
...見出し一覧へ |
|
弥彦観光駅長交替式で山本和子さんが新観光駅長に(2001.4.1)
|
|
|
|
山本新観光駅長(手前)と竹野前観光駅長
|
弥彦村と弥彦観光協会(丸山惣六会長)は、1日午後1時5分からJR弥彦駅で弥彦観光駅長の新旧交替式を行い、三条市柳沢、山本和子さん(22)が14代目の新観光駅長に就任。本県でも一、二の観光地、弥彦の玄関口の新しい顔の誕生だ。
13代目の竹野忍観光駅長が、午後1時10分発の電車の乗客を見送り最後の仕事を終了してから交替式を行った。
主催者をはじめ見学者など約100人ですし詰めの駅で安達行雄弥彦村長は「13代目の竹野観光駅長は、弥彦村出身。今度の駅長は三条市出身ということで、今までとは味わいの違った視点でPRしてほしい」と新観光駅長に期待した。
JP新潟支社の古川販売企画課帳から山本さんに辞令、名札、載帽を渡して正式に新観光駅長が誕生。
|
新駅長へたすきを渡す
|
山本新観光駅長にたすきを渡し、1年の大役を無事に終えた竹野前観光駅長は「ちょうど1年前のきょう、この場所でたすきを受け取りました。この経験を生かし、これからは地に足をつけて歩んで行きたいと思います。山本観光駅長にはこれから1年間、頑張っていただきたいと思います」と退任のあいさつ。
山本さんは「今年1年間全力で頑張ります」とはつらつと就任のあいさつ。交替式の後、山本新観光駅長は、午後1時47分着の電車を出迎え、これが初仕事となった。
山本さんは高校時代から、電車で弥彦を訪れるたびに笑顔で出迎えてくれる観光駅長にあこがれていた。そんな山本さんの夢を知る両親の勧めで観光駅長に応募し、夢は正夢となった。
|
電車を見送る竹野前観光駅長
|
|
改札で山本新観光駅長の初仕事
|
緊張して式典の前日は眠れなかったという山本さんだが「春のサクラ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色、四季折々の弥彦をPRしていきたい。弥彦村の出身ではありませんが、ほかの地域の視点で弥彦を観光に来たお客さまにお伝えしていきたい」と張り切っていた。
山本さんは英検2級を習得、駿河台大学在学中にはロサンジェルスに留学。「外国からの観光客にも英会話を生かした観光PRをしたいので、弥彦に関連した英語をこれから勉強します」と、英語力を生かした観光PRに意欲的だ。
これまでの観光駅長はすべて燕、西蒲地域出身で、三条市から選ばれたのは初めて。山本さんの勤務時間は午前9時から午後6時まで。春の観光シーズンの休日は未定で、しばらくは弥彦の玄関口の新しい顔として忙しい毎日が続く。
|