三条市内15小学校すべては、5日、そろって入学式を行い、それぞれ児童は1学年分だけおにいさん、おねえさんになって新年度をスタートした。
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大崎小学校の新任式と始業式で校歌斉唱
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市内の小学校でいちばんのマンモス校、三条市立大崎小学校(大谷実校長・児童881人)では、午前8時35分から同校体育館で新任式と始業式が行った。
新任は大谷校長はじめ教諭14人と管理士1人の15人。初めて児童と対面した大谷校長は「私の名前は大きな谷。ふかーい谷で道に迷って、さぁ困ったと言うときに実をプレゼントして、元気になってもらいます。立派な実をみのらせて皆さんにも元気や勇気を与えられたらいいと思います」と自己紹介、アピールした。
そのほかの新任教諭は歌やダジャレ、なぞなぞなどのパフォーマンスもあり、隠し芸大会さながらのユニークな自己紹介に児童たちは大喜びだった。
新任の教諭のあいさつを受けて運営委員の6年1組、関谷和明君は「ぼくは自然に囲まれた大崎小学校が大好きです。先生方、どうかよろしくお願いします」と、児童を代表してあいさつした。
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新任の大谷校長
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続く始業式で大谷校長は「みなさんのことは、前の栃倉校長先生から、いじめのない人の話を上手に聞ける子どもだと聞いています。あすの入学式では、新1年生169人のお手本になってほしい」と児童に求めた。
児童代表で3年生3人と6年生3人がステージに上がり、順番に「3年生では漢字をたくさん覚えるため、国語を頑張りたい」「6年になって自分で考えることが増えると思います。これからは『あきらめぐせ』を直してがんばりたいと思います」など1年間の目標を発表した。
学級担任の紹介では、1人ずつ担任が紹介されると、児童たちは身を乗り出して自分の担任を確認。「やったー」「わぁー」など、あちこちから歓声が上がった。
翌6日は三条市内すべての小学校で入学式。新1年生862人(3月1日現在)をそれぞれの学舎に迎える。
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