6日、燕市内の小学校はそろって入学式を行い、469人の“ピカピカ”の1年生が誕生した。ことしで創立99年の燕市立燕西小学校(今井文幸校長・児童701人)では、午後1時半から同校体育館で入学式を行った。
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入学式の新1年生
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6年生に手を引かれて入場した新1年生126人は、広くてきれいな体育館に目をきょろきょろさせていた。
男の子は紺のブレザーに半ズボンがユニホーム代わり。女の子はサクラのようなピンクのワンピースが目立ち、もちろん白いズックは“ピッカピカ”。出席したお母さんの大半は晴れ着で、紅白幕に囲まれた体育館はまぶしいくらいに華やいだ。
今年度、同校に新任となった今井校長は「学校生活の中で困ったことがあったら、先生やお兄さん、お姉さんに話してくださいね。すぐに助けてくれますからね」と、ゆっくりと優しい言葉で話しかけると、新1年生は大きな声で「はーい」と返事。保護者には「教育は信頼関係がないと成り立ちません。私は職員を信頼しています。保護者と担任も深い人間関係を結んでくださいと」と求めた。
今井校長が担任と、全学年の教諭を紹介。新1年生は、各学年、各クラスの担任が一人ひとり紹介されるたび、頭を下げたり「よろしくおねがいします」とあいさつ。新1年生の素直であどけない様子に、保護者や教諭の間から笑みがもれた。
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教室では1年生の証の黄色の帽子をもらった
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児童代表で6年2組の斉藤次郎君は「小学校に入るとやなこともあるかもしれませんが、くじけず頑張ってください。ぼくたち6年生と一緒に過ごせるのは1年間ですが、皆さんと仲良くなりたいと思います。どうぞよろしくお願いします」。新1年生も「よろしくお願いします」とあいさつした。
閉式後、6年生と一緒に入場した新1年生は、同じクラスの1年生同志で手をつなぎ胸を張って退場した。翌7日は、新1年生にとって最初の登校日だ。
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