第35回雪椿まつりのミス雪椿決まる

加茂市の第35回雪椿まつりのメーン行事、ミス雪椿の公開審査が22日午前11時から加茂山公園野外ステージで行われ、第35回ミス雪椿クイーンは高橋優美子さん(22)＝新潟市＝、ミス雪椿は塚野知子さん(24)＝村松町＝と金井景子さん(21)＝新潟市＝の2人に決まった。

雪椿まつりのまさに華となるミス雪椿は8日、加茂文化会館で非公開で第一次審査会を行い、応募者36人の中から10人を選出。そしてこの日のに公開審査となった。

公開審査後の午後2時過ぎに結果発表を行い、ステージに上がった10人の候補の前で小柳荘審査委員長が発表した。数百人が見守るなか小柳審査委員長がミス雪椿の名前を読み上げ、最後のクイーンの発表にはファンファーレとともに一段と大きな拍手と歓声が上がった。

ミス雪椿クイーンに選ばれた高橋さんには、小池清彦加茂市長がタスキをかけ、賞状と副賞の賞金20万円、トロフィー、加茂総桐タンス、食器棚などの目録を手渡した。


ミス雪椿の塚野	クイーンの高橋さん	ミス雪椿の金井さん

高橋さんは「私がクイーンに選ばれるとは思いませんでした。大変うれしく思います。これからは大学時代に勉強した英語とスペイン語を生かし多くの人に笑顔で接していきたいと思います」と話し、声を詰まらせ、涙を光らせると会場から「頑張れ！」の声援が響いた。

ミス雪椿の塚野さんは「すごくうれしいです。今回選ばれなかった人たちの分まで頑張りたいと思います」、金井さんは「自分が選ばれるとは思いませんでした。名前を呼ばれた瞬間は大変驚きました」とそれぞれ喜びを話した。

ミス3人の初仕事は、午後3時に加茂駅から商店街をオープンカーに乗って走る市中パレード。パレードの構成は、交通安全パレード、ミス雪椿パレード、消防パレードの順で、交通安全パレードは、パトカーを先導に、県警音楽隊、ボーイスカウト、ガールスカウト、安全協会会員などがパレードしながら沿道の見物客に交通安全をPRした。

ミス雪椿パレードでは、一栄吹奏楽団を先頭に、ジープに乗ったミス雪椿とミス大島が笑顔で沿道の声援に応えた。

雪椿まつりは、8日のミス雪椿の第一次審査会に始まり、15日の「キーチくんといリーナちゃんのふれあい広場」、この日の「雪椿大園遊会」、28日の「逸品市・苗木市・献花祭」、29日の「市民茶会・雪椿杯バレーボール大会」と盛りだくさんだ。

22日はミス雪椿公開審査および発表のほかに、アトラクションでは、平成11年度日本レコード大賞新人賞を受賞した山本智子さんの歌謡ショー、加茂市と友好都市を結んでいる大島町との交歓会、雪椿マラソンなどが行われた。