日本盆栽協会弥彦支部では、29日から5月5日まで1週間、弥彦神社で第16回弥彦神社奉納盆栽展を開いている。
境内の左右に白布をかけ、タケの結界で仕切った37席を設け、に同支部会員が1人1席に自慢の盆栽を展示している。弥彦神社の風格にふさわしい重厚な松柏類が中心で、石付きや懸崖づくりといった作り込んだ盆栽も多い。
一方で花をつけた盆栽が一般の参拝者の目を引き、紫の房をこれ以上ないというくらいぶら下げたフジをはじめ、、ヒメリンゴの白、サンザシのピンク、ボケの紅白咲き分けなど、色とりどりの花が目を楽しませてくれている。
初日29日は連休の始まりで好天にも恵まれ、県内でも一、二を争う観光地とあって、神社そばの大駐車場が満杯になるほど大勢の行楽客ににぎわった。あいにく本殿は屋根などの修復で全体を拝めず、とくに県外から訪れた人には残念だが、そのいくらかでも盆栽展が補ってくれている。
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