|
県央地域地場産業振興センター(三条市長高橋一夫理事長)ではゴールデンウィーク後半の3日から6日まで4日間、いずれも午前9時半から午後4時半まで、同センターロビーで「2001ゴールデンウイークフェアー」を開いており、ふだん同センターで販売している地場産品などを特価販売して帰省客に地場産品をアピールしている。 初日3日は、開場と同時に買い物客が訪れ、ロビーはたちまち人でいっぱいになった。メインは県央地域で製造された商品を中心に販売している金物特価市。台所用品のナベ、フライパン、ガラスふた付き片手ナベ、ケトルなど、500円均一、1000円均一のコーナーを用意。園芸用品では、剪定鋏や刈込鋏、ガーデンバスケットなど、これからのガーデニングシーズンに便利な商品が並んだ。いずれも定価の半額に近い価格。来場者はそれぞれの特価コーナーを回って直接、手に取って目の色を変えて商品を選んでいた。 三条市の実家に帰省している東京都多摩市の女性は、「みんな安いですね。お土産にもいいし。たくさんあって少し迷いましたが、自分のためにナベを買いました」と笑顔で話した。スプーン、ナイフ、フォークなどの洋食器のコーナーでは、ギフトセットが200円からあり、「これ、ちゃんと箱に入っているから贈答品にいいね」「この機会にナイフとフォークをセットでそろえるか」と夫婦で財布と理想を量りにかけていた。 実演も行っている。3日の実演は「まな板削り」。来場者が持ち込んだ古いまな板の表面の汚れをその場で削るサービスで、(株)角利製作所の加藤睦宏専務がカンナで削り、(有)高三の高橋恒夫社長と息子の宏明さんが専用の機械で表面を磨く連携プレー。茶色に変色したまな板から新品と変わらない木肌が現れた。開始から1時間後には、仕上げまで1時間待ちになる大人気だった。 ほかにも、スーパーボールすくいやコンピューターくじなど、6種類のゲームを用意した「ちびっこコーナー」など、子どもを飽きさせないアトラクションも盛りだくさん。家族みんなで楽しめるイベントとなっている。 このあと、あす4日は午前10時から午後3時まで地元鍛冶職人が庖丁研ぎを実演。1丁500円で午後3時まで庖丁の持ち込みを受け付ける。5日は午前10時から11時まで「似顔絵まつり」。3万人の似顔絵を描いたという、地元の墨彩画家高井茂さんが似顔絵を描くもので、さらに高井さんを講師に午後1時半から2時半まで「写生術入門講座」、3時半から4時まで「良寛てまりと論語」について講話を聞く。 フェアーに併せて同センターのレストランメッセピアでは、期間中の午前10時から午後9時半まで「みんな大好きオムライスフェアー」を行い、石焼オムライス、オムライスカレーグラタン、海老カツオムライスなど、同店でしか味わえないオリジナルオムライスを用意している。 |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |