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三条仏教会(笹原壮玄会長)と三条花祭奉賛会は、12日午後1時半から釈迦(シャカ)の誕生を祝う花祭りを行い、初夏の陽気のなか、稚児のおねりやかん仏を古式ゆかしく行った。 宝塔院幼稚園(桑原良彰園長・83人)、みのり幼稚園(渡辺泰文園長・87人)、松葉幼稚園(樋口一三園長・190人)の仏教系3幼稚園の園児が、三条の目抜き通りを練り歩くおねりと、東別院本堂でかん仏式に参加した。花祭りは、釈迦の誕生を祝う行事。本来、花祭りは4月8日に行うが、三条市や近郷はまだ天気が安定しない時期でもあり、月遅れの5月の第2土曜日に行っている。 稚児衣装を着た各幼稚園の年長児は、それに負けず劣らず和服やスーツで“キメ”たお母さんに手を引かれて歩いた。歩き始めこそ足取りも軽かったが、30分も歩くと暑さも手伝って顔を赤くしてぐったり。かといってリタイヤして列を乱すことはできず、「もう少しだからがんばって」「ほら、おばあちゃんが見てるよ」と、子どもをなだめすかし、こちらは脂汗といったところだった。 かん仏式では、笹原会長と稚児の代表2人が花御堂に献花、焼香を行い、釈迦の誕生仏に小さなひしゃくであま茶をかける“かん仏”を行った。 稚児が順番に献花、かん仏を行うと、カメラやビデオカメラを持った父兄が一生に一度の我が子の姿をフィルムに収めていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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