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燕戸隠神社(星野和彦宮司)は、20日の春季例大祭を前に19日、宵宮祭を行い、若連中が縄を引きながら町を練り歩く萬灯と「おたまさん」と呼ばれる愛らしい踊り子たち、万灯の上で踊る男の子たちのひょっとこが祭りを盛り上げた。 午後7時からの道金獅子神楽の奉納、午後8時から星野宮司と氏子ら40人ほどで宵宮祭を行い、境内は参拝客と参道の露店で買い物する人でごった返した。 同神社の春季例大祭の起源は江戸末期にさかのぼるとされ、毎年、5月15日前後の土、日曜に行っている。19日は午後から雷と大雨に見舞われたが、夜には雨も上がり祭りに影響はなかった。 180年の歴史をもつ祭りの花形、万灯は、木場小路(宮町)と横町(中央通り)の2基。大勢の若連中が木遣音頭と伊勢音頭をはやしたてて万灯を引き、「おたまさん」と呼ばれる踊り子が、あでやかに伊勢踊りを舞う。宮町木場小路万灯組(高橋克典総代・杉山智人総代)の万灯は、午後8時半、戸隠神社に到着し、神社に参拝したあと、おたまさんたちが参道で伊勢踊りを披露。愛らしいおたまさんたちの踊りに、見物客は見入ったり踊る姿にカメラを向けていた。 踊りのあと、若連中とおたまさんらは宮町商店街を門付けして回り、午後10時に終わった。 20日の例大祭は、午前9時からの上横町獅子神楽舞の奉納で始まり、9時半に木場小路万灯、午前10時半に横町万灯が参拝する。さらに午後2時半から例大祭、午後3時半から御輿(みこし)大名行列。午後8時から祭りのクライマックスの舞い込みで、神輿が宮入し、9時に神輿大名行列が神社に遷御(せんぎょ)して祭りの幕を閉じる。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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