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三条市出身の川上榮二さん(74)=東京都北区赤羽北=は4日、介護福祉に役立ててほしいと三条市に軽自動車1台を寄付した。 川上さんは美和子夫人と2人で新幹線で来条。寄付した軽自動車は100万円相当のダイハツ・ミラで、白いボディに「三条市」と「さくら5号」の金文字を入れた。 車のカラーと合わせたように白っぽいさわやかなサマースーツの川上夫妻は、市役所正面玄関前に止めた車の前で高橋一夫市長にキーを手渡した。 川上さんは三条市島田に生まれ、「生まれ育ててくれた三条になにか恩返しがしたい」と3年前から毎年、三条市に車を寄付しており、今回で4台目。これまでの3台は、訪問調査や検診事業で三条市内を走り回っている。 高橋市長は「毎年、寄付をいただいて非常に感謝しています。車を寄付していただけるというのは、なかなかできることではありません」と感謝すると、川上さんは「たまたま長生きをしているからできること。自分も介護される年齢になってきたので、介護に役立つものをと考え、車にしました。このたび、私どもの孫が介護福祉の養成学校に入ったんですよ」と、うれしそうに話していた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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