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青年海外協力隊隊員捧輝彦さんが三条市長を表敬訪問(2001.7.9)

青年海外協力隊隊員として西アフリカの国、ブルキナ・ファソで活動する三条市下坂井、捧輝彦さん(35)は9日、高橋一夫三条市長を表敬訪問した。

市長とがっちり握手する捧さん

平成13年度の青年海外協力隊の隊員候補は413人で、捧さんはその中の1人。15日にブルキナ・ファソへ向け、出発する。

ブルキナ・ファソは1984年に「上ヴォルタ」から国名変更した新しい国で人口は約1,000万人。主な産業は農業でとくに綿の生産、輸出が盛んな国。現在、日本から8人の隊員が農業や教育などの指導にあたっており、捧さんは2年間、トラクターなど農機具の指導をする。

4月10日から3か月間、滋賀県の研修センターで体力づくりや現地の人とのコミュニケーションに欠かせないフランス語をなどを学び、6月27日に三条に戻ったばかり。7月3日には県庁の平山知事を表敬訪問している。
浅黒い顔でがっちりした体格のいかにも頼もしい捧さんは「以前からアフリカに興味を持っていました。私はアフリカでまだ日本人が少ない国と希望を出していたので、ほぼ希望通りになりました」とアフリカを希望した理由を話した。

高橋市長の「言葉は大丈夫ですか?」には「アフリカはフランス語圏です。研修でフランス語は習いましたが難しいですね。また、現地へ行けばその土地の言葉を話すと聞きました」と捧さん。高橋市長は「いっそのこと日本の言葉で話したら?指導に当たるときはとにかく大きな声で言ったほうがいいですよ」とアドバイスした。

マラリアの感染を心配する捧さんに高橋市長は「飲み過ぎないこと、食べ過ぎないこと、そしてよく眠ること。体に気をつけて頑張ってきてください」激励し、握手を求めた。



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