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(社)加茂青年会議所は9月15日に行うイベント「加茂川木っす!手づくり体験村」をPRしようと「川を活用したまちづくり推進委員会」の安田宜礼委員長ら6人が13日午前8時半に加茂市立石川小学校(清野博校長・355人)を訪れ、全校朝会の児童にキャラクターショーばりのPRを行った。 同会議所は加茂市を貫く加茂川を活用したまちづくりを進めようと3年前から「加茂川木っす!手づくり体験村」を行っており、昨年は加茂の伝統工芸の桐を使ってカモの人形を作り、加茂川に浮かべてダックレースを行った。 ことしは昨年同様、竹馬教室、木削り教室、木工体験など加茂特産のキリを使ったものづくり体験や加茂川に生息する生き物の観察や釣りなどを行う加茂川水族館、リバーカヤック体験、加茂市田上町の小学生が加茂のまちのすてきな場所を描いたハガキを展示する“まちの子供たち3000 人によるステキ発見”など盛りだくさんな内容で行う。 今回のPRのメーンは、“まちの子供たち3000人によるステキ発見”で展示するハガキの絵を児童に描いてもうためのお願いで、同会議所のオリジナルマスコット「キーチくん」の力を借りてPRしようというもの。キーチくんのかぶりものは会議所メンバーの手づくり。キーチくんのかぶりものは3体ほどあるが、今回用意したのは一番動きやすいハイパーキーチくん。黒の全身タイツに緑の長靴、白のテープで模様をつけた緑のベストを着込んで、顔はバイクのヘルメットを利用した。 児童は体育館で全校朝会中で司会の教諭から「お客様がきます」とだけ伝えられていたようで、入り口からキーチくんが現れると、児童たちは「あっ、キーチくんだ!」「わー」と歓声を上げて拍手で迎えた。 安田委員長が「9月15日は楽しいイベントを用意します。そこでお願いがあります。このまちの自然、町並み、動物など、皆さんがすてきだなーと思うところをこのはがきに描いてください。描いてもらったらイベントの当日、全作品を展示し加茂川の河川敷を埋め尽くしたいと思っています。よろしくお願いします」と呼びかけると、児童は大きな声で「はーい」と返事をした。 PRは10分ほどで終了。キーチくんとメンバーがステージを降りたとき、児童の間から自然に手拍子が起こり、退場する委員会のメンバーは恥ずかしそうだった。 当日は朝からむし暑く、じっとしていても汗が出るほど。PRを終え、ほっとしたキーチくんは全身汗まみれだった。 メンバーが校長室で清野校長と話をしていると、朝会を終えた児童たちが次々と校長室をのぞき込み「キーチくんがいるよ」「あっ、あの人がキーチくんだ」「キーチくーん」など声をかけ、メンバーもうれしそうに手を振って応えた。 PRには、メンバーのほかに木削り体験の講師で、日本とアメリカのカリフォルニアで活躍する、ふるさと工房HOMEの滝本ヨウさんも同席。滝本さんは「キリはやわらかいので子どもたちにとってはとても使いやすい素材です。今回は加茂の桐ダンスの端材を使って体験してもらいます。大勢の子どもたちに参加してほしいですね」と話す。 安田委員長は「加茂川を“まちの価値発信の場”として捉え、多くの方々が加茂川に集い、自 然を肌で感じ、文化を知り、魅力を感じ、思い出として深く心に残すとともに、より いっそうまちに愛着心を持っていただけるような一日に頑張ります」と力強く語った。 【関連リンク】 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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