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燕市の姉妹都市、米国ウィスコンシン州シェボイガンの親善使節団の中学生ら一行が19日午後3時半、高橋甚一燕市長を表敬訪問した。 親善使節団は、グラント小学校のヘレン・ミッチェル校長、アーバン中学校のキム・クークラー教諭、ホレースマン中学校とアーバン中学校の1、2年生男女12人で編成。ことし5月に大学を卒業したミッチェル校長の娘さんも一緒に来日した。 一行は18日午後10時ころ燕市に到着。市内のホテルで一泊し、翌19日に燕市立北中学校などを訪問してから高橋市長を表敬訪問した。 高橋市長は「I'm glad to see you.(皆さんに会えてうれしいです)」と英語であいさつし、「皆さんがおいでになるのを待っていました。疲れていませんか。日本の夏は暑くはないですか。よく眠れましたか」と気遣った。 市からのプレゼントで“燕市民祭”とプリントしたTシャを一人ひとりに手渡すと、子どもたちは大喜びで、それぞれが高橋市長に名刺を差し出し握手を求めた。ミッチェル校長とクークラー教諭には洋食器のセットを、ミッチェル校長の娘さんには鎚起銅器のペン皿をプレゼントした。 高橋市長が日本の印象をたずねると「田んぼが町の真ん中にあるのにびっくりした」「家のつくりが違う。車が小さくて道路の反対側を走っている」「みんなフレンドリーで親切」など、子どもたちは率直に答えた。 高橋市長が平成9年にシェボイガンを訪れた話をすると、今度は逆にシェボイガンの印象を聞かれ「緑があって空が青くてミシガン湖が美しかった。みんな親切でまた行きたい」と話した。 子どもたちから、燕市を良くしていくためにどういった努力しているかと質問されると「町を良くするためには燕を愛すること。市民の希望に添うように努力すること。私は3つ考えていることがあります。産業を発展させること、学校教育を含めた人材育成、高齢者を含めた福祉の充実で、この3つはとても重要なことです」と話した。 一行は19日から2週間、燕市内のホストファミリーの家に滞在し20、21日に行われる燕市民祭の見学や市内の中学校への訪問など通じて、多くの市民と交流する。 【関連リンク】 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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