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7月19日にJR保内駅構内で発生した器物破損事件の犯人逮捕に協力したとして1日、三条署(平沢敏夫署長)は三条市上保内、三条東高校1年野中雄太さん(16)に感謝状と記念品を贈った。 野中さんが7月19日午後7時ころ、塾へ通うため保内駅に行くと、待合室で男が意味のわからない大声を出していた。、さらにホームへ出ようとするとガラスの割れるような音が聞こえ、振り返ると出札窓口のアクリル製の遮へい板が割れていた。 酒に酔った男が金属性のゴミ箱を投げて割ったもので、野中さんはすぐに駅前、目と鼻の先の保内駅駐在所へ駆け込んだ。同駐在所の野中一所長は野中さんのお父さんで、野中さんはその次男。あいにく野中所長はパトロール中で、代わりにお母さんが110番通報した。 三条署のパトカーが駅に到着するとすでに男はいなくなっており、いったんパトカーは帰ったが、野中さんが再び塾へ向かおうと駅のホームに出ると、反対ホームに男の姿が。再び通報し、今度は三条署員が男を逮捕した。 野中さんはお父さんも同席して平沢署長から感謝状と記念品の賞状額、テレホンカードを受け取った。平沢署長は「事件を目撃しても、よけていくのがふつうの時代に偉い」と野中さんの正義感と勇気をほめ、野中さんは「うれしいです」と照れていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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