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4、5、6の3日間の三条夏祭協賛会(会長・高橋一夫三条市長)主催第34回三条夏まつりは4日、市内児童による“ふれ太鼓”で幕開きし、祭囃子と踊りで夏まつりのムードを盛り上げた。
ふれ太鼓を披露したのは、ことしも一ノ木戸小と立四日町小の2校で、それぞれの特設クラブの23人と21人。“三条凧ばやし”を一ノ木戸小は演奏と踊り、四日町小は演奏だけで披露。 両校児童は、それぞれ荷台を改造して紅白のちょうちんを鈴なりにしたトラックの山車(だし)に乗って午後1時半に三条市厚生福祉会館駐車場に集まり、一発目の“三条凧ばやし”を披露。そのまま山車に乗って市内の大型店など人目にふれる場所に移動し、一ノ木戸小は4か所、四日町小は6か所でふれ太鼓を披露。移動中も拡声器から三条凧ばやしを流し、市民に夏まつりの到来を告げた。 朝のうちは小雨だったが、昼前からゆっくり晴れ間が広がった。三条市厚生福祉会館駐車場には40人ほどの児童の親や近所の人が見学に訪れた。ふるさと運動推進協議会の会長で夏祭り凧と凧ばやし踊りパレード行事部長の武士俣昭司さんが「きょうは空を見ながら胸を痛めておりましたが、雨も上がり天に祈る気持ちで実施を決めました。日ごろ練習したことを精一杯踊ってください。頑張ってください」とあいさつした。 演奏が始まると、親はいっせいにカメラやビデオのレンズを我が子に向けた。日差しはやわらかく、これまでの猛暑と比べればしのぎやすかったといえ、暑いことに変わりはなく、児童の顔はみるみる赤くなっていた。話し声もかき消すような切れ目ないセミ時雨のなか、それに負けじと拡声器から歌声とはやしを響かせていた。 4日はこのあと午後5時から商店街夜店市が行われ、市内5つの商店街が、海外旅行などが当たる一攫千金大抽選会や大ジャンケン大会、ゲームコーナーなど、それぞれ趣向を凝らしたイベントを行い、6時から三条夏神輿(みこし)。5日は大花火大会、6日は凧と凧ばやし踊りパレードと市民民謡踊り流しと続き、三条の夏もピークを迎える。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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