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第52回新潟県消防大会ポンプ操法競技会(2001.8.6)

新潟県と新潟県消防協会(総裁・平山征夫県知事)主催第52回新潟県消防大会ポンプ操法競技会が5日、下田村立下田中学校グランドで開かれ、いわば年に一度の県内の消防団の祭典に26チームが参加してポンプ操法の技術を競った。

県内消防の団結を強化し消防技術の向上と士気の高揚、消防活動の進歩充実を図ろうと毎年、開かれている。ことしは26チームが参加し、三条、加茂、見附と南蒲の7市町村で構成する三南地区支会からは、7年ぶりの参加となった栄町消防団の第三分団と、会場の下田消防団が参加した。

競技は、ポンプ車操法と小型ポンプ操法の2種目あり、ポンプ車操法は7つの市町村、小型ポンプでは18の市町村から選りすぐった選手が出場。いずれもポンプからホースを延ばし、放水の体制をとる動作のタイムや姿勢、態度など競い、チームはポンプ車が5人、小型ポンプが4人でチーム編成する。

各市町村は競技場所を囲むようにテントを設置し、参加チームの名前が入ったのぼり旗を立てた。応援の消防団員や選手の家族、地域の人などがテントに陣取り、太鼓を打ち鳴らして力強く応援していた。

栄消防団のチームに小林町長があいさつ

栄町消防団3分団は小型ポンプ操法の競技に参加。指揮者が栄町大面の佐藤和彰さん(31)、1番員が佐藤雅道さん(32)、2番員が内山良秀さん(29)、3番員が佐藤義則さん(30)で、指揮者の佐藤さん以外みんな栄町矢田の出身。競技開始とともに、素早い動作でホースを延ばして放水の姿勢をとった。

小型ポンプ操法の競技を終えた隊員がテントに戻ると、小林弘右栄町長は「7月から練習してきたその成果のすべてをぶつけて本番に挑みました。きょうの姿は栄町の歴史に刻まれることと思います。そして、応援団のみなさまにも御礼申し上げます。栄町消防団の皆さまには、今後も地域の安全活動に力を尽くしていただきたいと思います」と選手をねぎらい、栄町消防団の川野聡応援団長ら応援団は整列した選手にエールを贈った。

小型ポンプ操法競技の部の6位以上とポンプ車操法競技の部の3位以上は次の通り。

【小型ポンプ操法競技の部】▲第1位/西山町消防団▲第2位/小千谷市消防団▲第3位/長岡市消防団▲第4位/栃尾市消防団▲第5位/朝日村消防団▲第6位/与板町消防団【ポンプ車操法競技の部】▲第1位/上川村消防団▲第2位/六日町消防団▲第3位/新潟市西消防団



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