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加茂夏祭り実行委員会(会長・小池清彦加茂市長)は14日、越後加茂川夏祭りを行い、午後9時からの大花火大会では3万8千人の見物客が日本一長い大ナイアガラをたん能した。 越後加茂川夏まつりは、帰省客を迎える盆の8月14日に行っており、ことしで16回目。加茂川の両岸を会場にウルトラマンタロウと怪獣のショー、加茂伝統の織物「加茂縞」で作るウチワ作り、加茂市の伝説にちなんだ障害物レース、灯ろう流し、大盆踊り大会、2尺玉5連発や2kmにも及ぶ大ナイアガラなど盛りだくさんなイベントに家族連れや浴衣姿の若い男女でにぎわった。 午後7時過ぎからの大盆踊り大会は栄橋−諏訪橋間のメーンイベント会場前で行い、加茂市役所、新潟経営大、新町や五番町商店街などの団体や飛び入りで参加した市民など約1千人が、そろいの浴衣や個性的な衣装で踊り、そしてフィナーレの大花火大会に。 メーン会場前の川に設置した仕掛け花火「噴水」は、「パン、パン、パン!」という音とともに川面から噴水のように花火が上がり、柱に取り付けた「大火輪」は、花火の色を変えながらくるくると回った。 間をおかずに鱈田沢山頂からの打ち上げ花火がはじまり、「ドーン」という音とともに見物客から「おぉー!」と歓声。430発の花火の最後を2尺玉5連発が締めくくると、歓声とともに拍手がわいた。 最後は日本一の大ナイアガラ。ナイアガラの花火というと、橋に仕掛けた花火を連想するが、加茂のナイアガラは加茂川に沿って縦に、次々と橋と交差する形で全長2kmに及ぶ巨大なナイアガラだ。 小池市長、長澤吉男加茂商工会議所会頭、ミス雪椿クイーンの高橋優美子さん、ミス雪椿の塚野知子さんと金井景子さんの5人でいっせいに点火ボタンを押すと、メーン会場から左右にナイアガラの光が走り、金色に輝く光の滝が川面に反射した。 2分ほどでナイアガラの火が消えると、会場から「きれいだったねー」とため息がもれ、「あー終わっちゃった」と祭りと夏の終わりを惜しんでいた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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