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秋の全国交通安全運動初日に燕市で街頭指導(2001.9.22)

21日から10日間の秋の全国交通運動の初日21日、燕市交通対策協議会(会長・高橋甚一燕市長)は午後4時から燕商工会議所前の道路で街頭指導を行った。

ドライバーに安全を呼びかける高校生

燕市役所の職員、燕警察署、新潟県立燕高校と同燕工業の生徒、燕ライオンズクラブ、交通安全指導隊など70人が参加。高校生は燕高校2、3年生の風紀委員6人、燕工業高校の1年から3年までの交通委員10人が参加した。

高橋市長が「きょうから10日間、秋の全国交通運動です。みなさんがんばってください」とあいさつし、渡辺和雄燕警察署長は「あいにくの雨ですが、傘を差しての街頭指導は車の風圧で危険ですので全員、雨合羽を着てください。車を止めたら運転手の目を見て声をかけてください」と注意点を話してから始めた。

街頭指導では交通安全のPRチラシやテッシュペーパー、ボールペンなどが入った袋を300袋用意し、燕商工会議所前の国道289号線を吉田方面へ向かう車を5台ほどずつ署員の誘導で止め「秋の交通運動です。気をつけて運転してください」と声をかけて手渡した。

小雨が降り続き、半袖では肌寒いあいにくの天気。街頭指導の場所は燕物流センターや吉田金属センターに近く、営業車やトラックが目立った。突然、止められてあわててシートベルトを付けるドライバーもいたが、雨に髪を濡らして高校生に「ご苦労さま」と声をかけていた。

燕市は交差点や一方通行が多く、出会い頭の交通事故数は県下一多い。ことしは昨年より20%も事故発生件数が多く、渡辺署長は「燕市は高齢者の交通事故が多く一人ひとりが気をつけていかなければなりません。きょうはあすの燕市を背負って立つ高校生に参加していただき、交通安全をPRできてよかったです」と高校生の頑張りに目を細めていた。

【関連リンク】

平成13年秋の全国交通安全運動実施要綱(内閣府)



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