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(社)燕三条青年会議所(須佐直樹理事長)は、5日午後7時20分からワーナー・マイカル・シネマズ県央でサッカーの元日本代表GK田口光久さんと元Jリーガー古俣健次さんをパネリストに「新しいまちのアイデンティティに関する発表会〜新潟発 世界に向けてキックオフVOL2」のテーマでパネルディスカッションを行った。 イベントは市民参画事業として県央地域地場産業振興センター付近を会場に、県央地域30万人に向けてサッカー関連や音楽の祭典などのイベント企画の一環。来年のワールドカップサッカー新潟開催に向け、市民レベルで地域を盛り上げるのがねらいで、県央地域のサッカーの社会人リーグ、高校生リーグ、JCのメンバーなど300人が来場した。 パネリストの田口さんは読売テレビや中京テレビのJリーグ専属解説者で、テレビでもおなじみ。古俣さんは新潟市出身でJ1のジュビロ磐田、J2のアルビレックス新潟で活躍後、スクール・オブ・アロマセラピーAROMA新潟校「フリーダム」の代表に就いている。 何度か新潟を訪れている田口さんは「私は秋田出身で新潟と同じ雪の中で過ごした。冬は大変だが四季はあったほうがいい。磐越道を走るとビッグスワンが見える。県庁もでっかい」と新潟の印象を話した。世界で開かれるこれまでのワールドカップの様子を紹介し、「フランスのワールドカップでピッチに上がって君が代を聞いたときには感激した。もう少し遅く生まれればよかったよ。ワールドカップはオリンピックとは違った祭り。南米の人は勝つと一晩中寝ないし、ブラジルの人は会社を休んじゃうからね」と笑わせながらサッカーファンの熱狂ぶりを伝えた。 古俣さんは「ワールドカップの日本の試合は、ぜひビックスワンのモニターで映像を流し、みんなで応援したい。ビックスワンの回りにはテント村ができる可能性はあるし、新潟のプラーカの前に噴水で水浴びをする外国人もいると思います。日本の自動販売機は置いてあるだけだけど、外国では埋め込んだりフェンスがしてある。今の状態は危険ですね」と提案、指摘した。 県央地域の人がワールドカップに訪れた海外の人にどんなボランティアやホスピタリズムができるかでは、田口さんは「日本は道路標識一つとっても不親切。道を教えてあげられるような語学力を身につけたらいい。ただ、英語圏の人ばかりじゃないから大変だけど。怖いのはフーリガンやワールドカップを狙ってくるスリも多く来日するので、その辺は気をつけたほうがいい」。 1時間ほどでパネルディスカッションが終わったあと、田口さんと古俣さんのサイン入りサッカーボールが当たる抽選会を行った。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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