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分水町在住で、アウトドア雑誌『ビーパル』(小学館発行)や企業広告、単行本などにイラストを提供している、杉田仁さんのイラストレーション2001展が10月19日まで、燕郵便局コミュニティーホールで開かれている。 動物やクジラやイルカなどの海洋生物や繊細なタッチで描いた草花、アウトドア雑誌『ビーパル』に掲載したイラストの原画など、透明水彩画で描いた30点を展示している。 ことし6月に三条市・パルム公園で行われた「第2回ヤマタノオロチ伝説まつり」のイラストも杉田さんの作品で、それとは知らずに杉田さんの作品を目にしている人も多いはずだ。 『ビーパル』が掲載した、たき火のイラストは自ら火を起こし、木登りは自分で登って体験するなど記憶に頼らず、できる限り実体験を通して作品におこす。それが読者の共感を呼ぶのかも知れない。 クジラを描いた作品は透明水彩画のにじみを生かして写実的に描写。宮沢賢治の小説を元にした創作にも取り組んで作品を描きためており、その中からセロ弾きのゴーシュをモチーフにした作品も展示している。 企業のパンフレットの仕事も受けており、原画と実際に使われたパンフレットの両方を展示している。 たまたま郵便局に訪れ、杉田さんの作品を鑑賞した女性は「どの作品を見てもあったかい感じがしますね」と作品に見入っていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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