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燕市秋葉町4、山田税務会計事務所の(有)燕計算センター(山田真一代表取締役・税理士)と東京都新宿区新宿1、ゴーイングコンサーン(株)(相川康弘代表取締役社長)は、9、10、19の3日間、三条商工会議所で11月にスタートする「企業財務実践講座」の体験セミナーを開き、24社の経営者が中小企業に戦略的な財務の知識の習得と自社のデータに基いたキャッシュフロー計算書、事業計画書等を作成するカリキュラムを体験している。 初日9日の体験セミナーは午後6時半から開き、銀行の融資担当だった外資系生命保険会社の関口正己ファイナンシャルプランナーが銀行融資を実現する資金繰り表の作り方について講演するとともに、山田さんから企業財務実践講座を開講するに至った動機を説明。さらにゴーイングコンサーン(株)の赤平久行取締事業本部長が企業財務実践講座の紹介と質疑応答を行った。 県央地域だけでなく、遠くは新潟市や小千谷市などからも参加。メーカーやサービス業で働く参加者は、資料に目を通して熱心に聴講していた。 山田税務会計事務所の開所40周年を機に、経営者や経理担当者にための税務を重点にした新事業として11月に社会人スクール「企業税務実践講座」を開講する。今回はその体験版という形でセミナーを開いている。 共催のゴーイングコンサーン(株)は群馬、長野、宮城、鳥取などで企業で経理、財務の経営戦略に携わるCFO(最高財務責任者)の養成や資金調達支援人材養成などの事業を行っている。本県では山田税務会計事務所が開講の窓口で、県内では初の開講となる。 山田さんは「これまで金融機関の資金調達は担保主義でしたが、これから事業計画書や会社のビジョンなどが必要になってきます。とくにベンチャー企業を伸ばしていくためには資金が必要。企業の戦略に裏打ちされた財務内容を資本プランとして作成していかなければなりません。国からの補助にしても財務の基礎知識を身に付けておいた方が有利になりますから、私たちはこれら資金調達のお手伝いをすることで企業が雇用を増やし、結果として町の活性化になればと考えています」と話す。 11月からの本講座は36時間のカリキュラム。東京、大阪を中心に講師を招き、基礎コースでは「資金調達のイロハ」「金融機関からの資金調達の基礎知識とキャッシュフロー」、実践Aコースでは「助成金の申請実務」「事業計画書の作成」、実践Bコースでは「融資・債務保証」「社債(少人数私募債)の発行による資金調達と株式公開実務」についてのそれぞれテーマで受講する。 企業実践講座の問い合わせは(有)燕計算センター(0256-64-2964)へ。 【関連リンク】 山田税務会計事務所(メール:yaa@yaa.o.jp) ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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