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三条市教育委員会と三条市小学校教育研究協議会は、10日午後1時半から三条市厚生福祉会館で平成13年度第43回三条市小学校音楽祭を行い、6年生を中心に三条市内の小学生約1千人が、この日のために練習した成果を発表した。 市内小学生が互いに合唱を発表して“芸術の秋”の1日、親ぼくを深めてもらおうと毎年開いており、ことしも市内15小学校から4年生以上の1,000人の児童が参加した。 永塚光雄市教育長は「皆さんの顔を拝見すると、鑑賞する姿勢がよくて顔も上がって立派な子どもたちだと感心しています。一生懸命練習してきた成果を発表し、きょうが待ち遠しかった人もいると思います。人がものごとに一生懸命する姿は大変美しいもの。私は毎年この音楽祭を楽しみしています」と、児童にもわかりやすく話して幕開き。 大崎小の「ひとりぼっち」を皮切りに1校が1曲ずつ、1部2曲をピアノ伴奏にタンバリンやカスタネットを加えて披露。音楽の教科書にある曲は少なく、アニメ「天空の城ラピュタ」や「名探偵コナン」、NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」の主題歌、さらに Kinki Kids やアルフィーのポップスなどで、“小学校唱歌の発表”というイメージは薄かった。 歌の上手下手に関係なくみんなでステージに上がられるのが音楽祭の身上。歌は苦手でも、体で揺らしてリズムをとり、大きく口を開けて歌って“元気”でカバーしていた。 それでもステージの袖に下がると「みんながいて緊張した」「毎日いっぱい練習したから上手に歌えた」「私たちより人数の少ない学校が大きな声で歌っていたので負けたかな、って少し思った」と、緊張はとけても興奮して話していた。 2階ギャラリーは、立ち見も出るほど見学の保護者でぎっしり。目尻を下げっぱなしで我が子にレンズを向けていた。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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