|
ことし1月末、ジャスコの撤退で閉店していた、三条市神明町1、パルム1が11日、食品スーパーの(株)パワーズフジミ(佐藤元社長・本社新潟市)三条パルム店のオープンに合わせて再開。入場制限を行うほどのにぎわいとなり、町の中心に再び火が灯った。 午前9時半からオープニングセレモニーとテープカットを行った。高橋一夫三条市長、相田邦夫市議会議長、馬場信彦商店街連合会会長、佐藤元パワーズフジミ社長ら14人をはじめ、市職員やパルム1階で12月開局するケーブルテレビの関係者、地元住民、買い物客など100人ほどが集まった。 あいさつで高橋市長は「地域の皆さまには長い間ご心配をおかけしました。お陰さまをもちましてきょう、オープンを迎えることになりました。本来ならば1階、2階の同時オープンにしたかったのですが、きょうは1階だけオープンになりました。年内には2階をオープンしたいと思っております」。 佐藤社長は「三条の皆さま、お待たせいたしました。オープンまでの間、三条の皆さまには大変お世話になりました。これからは我々の力で三条市のためになるように頑張っていきたいと思っております」とオープンの喜びを語った。 パワーズフジミは、新潟市や新発田市などに13店舗あり、鮮魚や精肉など当日仕入れで、その日のうちに売り切る方法で地域に密着した販売を行っている。 三条パルム店は広さ約1,000平方メートルで、西口から入ってすぐの青果コーナーで三条、吉田、新潟、新津など各市場や契約農家から直送品を販売。生魚コーナーでは毎朝、競り落とした新鮮な生魚や寿司、焼き魚、精肉コーナーでは契約農家からの直送品を販売。 惣菜コーナーは好きな惣菜を必要な分だけ選べるバイキング形式。ほかにもペットボトル飲料、缶コーヒー、ジュースなどを均一価格で販売し、88円均一など「お買い得均一通り」を設けた。 また、19日以降の毎週金曜は年齢証明持参の65歳以上は10%割引になる。平日の営業時間は午前10時から午後7時半まで、日曜は午前8時半から営業する。 佐藤社長は「売り切り販売は奥さまのお料理の手間を考えて午後2時か3時くらいから始めるときもあり、閉店時間には完全になくしてしまいます。惣菜もあたたかいものをご提供するために6時くらいでもあたたかいものを買うことができます。すでに今月末で半期を終了しますが、三条パルム店では残りの半期で9億円を見込んでいます」と話し、さらに三条の飲食店が集中する本寺小路が近い立地についても「パワーズフジミのテーマは玄人受けする商品をそろえること。業務用の食材として対応できることは新潟市内などの店舗での実績もあります」と自信を見せる。 三条市から60人ほどの従業員を採用したが、初日ということもあり他店舗からの応援もかけつけ、約100人の従業員が対応した。買い物客は、10時を回るとパルムを囲むように行列ができ、年配の客が多いこともあり、一時は入場制限を行うほどの盛況だった。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
スポンサードリンク
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||