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グループ展の売り上げから9万円を三条市の美術館建設に寄付(2001.10.16)
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9月に岩室温泉ほてる大橋「館の湯」第2回三条市ふるさと作家4人展の参加作家らが16日、販売収益金から約9万円を三条市に寄付した。
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左から尾崎さん夫妻、外山さん、高井さん、石添社長
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4人展に参加した三条市の墨彩作家高井茂さん、陶芸家の尾崎實さん、洋子さん夫妻、書家の外山三合庵さん、それにほてる大橋の石添邦彦社長の3人が市役所を訪れ、三条市の美術館建設資金に役立ててほしいと石添社長から8万9,850円を高橋一夫市長に手渡した。
外山さんは「よその市町村には、立派な作品の発表の場があるが、三条は8万都市でありながら、負けてるなあと感じます。美術館建設の何かのきっかけになればと思います」と、今世紀前半の建設に期待した。
高井さんは「作家もただ描けばいいというものではなく、市民に対してアピールができるように作家の思想が高くなっていかなくてはいけません。そうならなければ、目を向けてはもらえない。その点、新津は素晴らしい。明治時代の意識を取り戻さねば」と作家の意識について話した。高橋市長は「税率を下げて、その分を個人(企業)が地域に寄付をするのがいいのでは。欧米には個人の名前の美術館がたくさんあります」と行政主体ではない美術館建設の可能性も示していた。
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