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三条警察署(平沢敏夫署長)は、17日午後1時半から同署で三条警察署被害者支援連絡協議会の設立総会を開き、署員、機関、団体、企業から24人が列席し、今後の実質的な支援活動について話し合った。 同協議会は、犯罪や交通事故等により被害を受けた人とその家族のおかれている現状を踏まえ、被害者の視点にたって協議会会員相互の協力と緊密な連携で被害者の精神的、経済的などの支援活動を効果的に推進していくため、病院、市の民生部長、教育委員会、保健所、消防署、保険会社、タクシー会社などで結成する。三条警察署は県内で11番目に同協議会の設立を行った。 平沢署長は「警察は被害者と最も密接に接する機会がありますが、被害者が望む医療、福祉などの部分は警察だけの対応は非常に困難です。それぞれの専門知識で協力ができるようお願い申し上げます」とあいさつした。 会長に三条保険所の白崎隆之助所長、副会長に三条市社会福祉協議会の若穂井義勝事務局長、石黒病院の石黒隆雄病院長を選出。白崎会長は「大きな犯罪の被害者や災害の被災者に対する支援が多方面の方にご参加いただくことは非常に意義深いことです」とあいさつした。 また、新潟県警の斉藤憲一刑務部刑務課参事官は「地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、ストーカーなどの被害者、被災者対策は社会的にとても関心をもたれています。被害者の医療費、心の病、社会復帰など、皆さんで力を合わせて支援していかなければなりません。また、事情によっては隣接する協議会や県の協議会などに協力を求める場合もあります」。 さらに斉藤参事官は、性的被害のあった女性が地元の病院に行きにくい場合を考慮し、市外の病院の協力を求めたことや県外の人が交通事故で亡くなった際に、その地域の協議会が死者の検案書、棺おけの手配、県外の自宅までタクシー会社に遺体を運んでもらう、壊れた車をレッカーで運んだ事例を紹介した。三条警察署被害者支援協議会役員は次の通り。敬省略。
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