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12月から三条市でケーブルテレビのサービスを開始する長岡ケーブルテレビ(望田良男社長)は、17日午前10時から三条市神明町1、パルム1内のエヌ・シー・ティ三条局でプレオープン式を行った。 望田社長をはじめ高橋一夫三条市長、相田芳江三条市議会副議長、羽二生良夫三条商工会議所会頭、横町や本町の自治会長、工事に関わった東北電力の関係者ら60人が列席した。 成功祈願の神事のあと望田社長は「三条では、まだなじみの薄い会社ではありますが、三条市の行政サービス、地元企業の情報に役立つようご指導、ご理解のほどをよろしくお願いいたします」とあいさつした。 高橋市長は「多チャンネル、インターネットサービスがパルムを拠点に開設し、町中のにぎわいを取り戻した。高度情報化は地域においても大きな格差を生じ、基盤整備が重要になってきます。三条市も市内47か所を60kmの光ファーバーで結ぶこの事業は、周辺の自治体からも注目を浴びています。ITの活用で行政からの情報を発信し、市民との掛け橋にしたい。また企業間では情報ネットワークは常時接続があって初めて可能になります。エヌ・シー・ティーさんには地域に密着した情報インフラ企業として発展していただきたい」と祝辞を述べた。 モニターの電源を入れる“火入れ式”では、高橋市長、羽二生会頭、望田社長が一斉にスイッチを入れると、事務所の壁面いっぱいに設置した48台のモニターに画面が写しだされ、列席者から拍手が起こった。 モニターはBS1、BS2、民放などが写し出された地上波テレビ放送、通常、アンテナを使って見るCSテレビ放送、CNNなどを常に映し、月ごとに料金を払って見るペイチャンネル、NHKのハイビジョン放送などを流すBSデジタル放送の4つに分かれており、三条局ではこの中から35局にしぼってでサービスを開始する。 中には、まだ番組を見ることはできないが三条の話題を流すNCTも準備されていた。 事務所奥のヘッドエンド室には、三条市内の49施設を光信号で結ぶ“メディアコンバーター”を設置。同社の村山公男専務が「メディアコンバーターは光信号を電気信号に変える装置です。通常、光ファイバーの中には髪の毛よりも細い100の芯が入っており、現在三条市内に張りめぐらしていますが、49の施設を結ぶ線には2芯づつ入っています」と説明した。 熱心に耳を傾けていた列席者は、サンプルで設置してある一般世帯向けの光ケーブルや切断された実際の光ケーブルを前に「すごいですねー、こんな細い芯が入ってるんですか」と感心していた。 【関連リンク】 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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