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加茂穀町商店街振興組合(小日向正巳理事長・55店舗)は、21日午前10から同商店街の大通りを歩行者天国にして「第9回加茂穀町商店街大通り秋祭り」を開く。 ことしは商店街が主催するイベントのほかに、初めて市外からも出店を募集した。スポーツクラブのエグザス県央や苗場、中里、かぐら・みつまた、八海山の4つのスキー場などが参加。スキー場からは、苗場プリンスホテル宿泊券が1人に、苗場、かぐら、中里スキー場のペアリフト券、エグザス無料利用券を抽選でプレゼントする。 当初は例年通りの内容で考えていたが、イベントの企画に詳しい外部の人と商店街の20歳代、30歳代の若手の交流するうち、加茂の町おこしとして行っていたイベントを広く県央のイベントとして位置付けようとなった。 そこで商店街の窪川敦さんを委員長に30歳前後の若手でプロジェクトチームを結成し、従来の内容にとらわれず40近いイベント案を出した。 最終的には市外の出店者の参加を募り、市外からの集客も求めるため、加茂市近郊にもPRのチラシをまいた。 ただ、大幅な企画変更で取り組みのための準備期間が短く、駆け足で出店を依頼。若手からの要望を聞いた小日向理事長は「時間がない中でよく40も考えたものだと関心した。若手を信用して任せ、あとは走りながら考えていけばいいと思った」と話す。 スキー場などは、出店の依頼をした際にイベントの主旨や集客数などの細かいデータの提出を求められ、資料づくりに追われた。 「例年と同じことをするなら、もうノウハウはあるので時間はかかりませんが、人はたくさん訪れても個店の集客にはつながらず、ただ、頑張ったというだけの自己満足に終わってしまいます」と振り返る小日向理事長。「そこで、オークションやワゴンセールなど個店の売り上げを認め、くいしんぼ広場など出店料をいただき、市外の人にも参加いただいて感想を聞かせていただくなど、来年、さ来年のイベントのことも考えていかなければならないと思いました」。 同商店街の秋祭りは、例年、地元を中心にしたPRを行っていたが、今回は外部からのいろいろな意見を聞くため、商店街関係者にこだわらず誰もが2,000円でイベント終了後の反省会兼打ち上げに参加できるようにした。 ほかにも、商店街主催で、穀町大ワゴンセール、ビンゴゲーム、スーパーフリーマーケット、パフォーマンス、ゲームコーナー、おにぎり、豚汁、ヤキソバなどを販売するくいしんぼ広場、商店街の店舗が提供した商品のオークションや企業ブースの設置などを行う。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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