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まめぷりん生産技術会(高野雅志会長)は、25日午前11時から三条燕地域リサーチコアで、同会開発の機能性豆腐「まめぷりん」の発売を記念した試食会を開いた。 まめぷりん生産技術会は、技術を提供した(社)県央研究所と同研究所関連のアメニメント(株)、それに食品関連の(有)こなかわ、(株)新潟ケンベイで構成し、それぞれの得意分野を生かして製品開発にあたった。 まめぷりんは、厳選した無添加の新潟県産ダイズを100%利用し製造。大豆タンパク質の旨味が従来の豆腐に比べ3倍以上も高く、体内への吸収にも優れている。 また、血圧降下作用のあるGABA成分も豆腐に比べ1.6倍以上と多く、大豆主要アレルゲン60K・30K・28Kを分解した製品。加えて、旨味と食感の改良により、調味料や箸を使わずにそのままスプーンで食べられる。“まめぷりん”という名称は、新潟県産大豆の消費拡大と健康を願い平山征夫知事が命名した。 (社)県央研究所理事長でもある高野会長はあいさつの中で「生産技術会を立ち上げ、でっかい夢を現実にしようと誓いあった。本来の食べ物とは、真の食べ物とは、作る人と食べる人との信頼関係から生まれてくるもの。現在すでに大豆だけのヨーグルト、お菓子など半分くらい完成している。大きなエネルギーで大きな懐で育てていただきたい」と次の開発製品を紹介した。 (有)こなかわの粉川隆市社長は「まめぷりんは豆腐を作る際に使用する消泡剤は入っていません。すべて手づくりで一日1,000個製造します」など製造過程での特徴を紹介した。 試食に参加した人は一般消費者や県央研究所が開講している「さわやかセミナー」の受講者など約100人。まめぷりんは一人に一つずつ配られた。試食した女性は「おいしかった。もらったアンケートにもおいしかったと書きました」「おいしい。おやつというよりおかずになりますね。冷たく冷やしてお酒のおつまみにもいいですね」「冷奴の高級品です」と概ね好評だった。 ただ、「まめぷりんという名前だから、ついプリンをイメージして食べちゃうので複雑な感じです」「色や容器を見ると、つい甘いんじゃないかと思ってしまう。でも食べると今まで食べたことのない味でした」と新しい味に対する戸惑いもあった。 まめぷりんは1個80gで価格は150円(税抜き)。50個以上注文がある場合は同会事務局申し込むと3日後にクール宅急便で手元に届く。支払い方法は商品代引きで100個以上の注文なら発送費は無料になる。50個未満だと(有)こなかわで販売しており、同店は第3木曜日定休。ただし年末の30日から年明けの3日も休み。問い合わせは、まめぷりん生産技術会事務局(電話:0256-35-0271)へ。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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