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28日午前、三条市内の市営住宅で火事があり、火元の老女の入居する部屋が燃えた。 28日午前9時50分ころ三条市曲渕1、市営住宅6号棟の無職木伏ヨイさん(68)方から出火。木伏さんが入居する部屋約40平方メートルが燃え、同10時35分に鎮火した。原因は三条署で調査中。 現場は五十嵐左岸堤防下、田島橋から下流側へ約100メートルの閑静な住宅地。日曜とあって、周辺は近所の人であふれ、道路は渋滞した。 放水は建物正面と裏側の両方から行い、火は消したあとも白い煙がもくもくと立ち上がり、建物に入って消火活動をする隊員の姿が見えないほどだった。 10時40分ころには中に入った隊員が正面2階窓から燃えた布団や座布団を運び出し、外で待機していた隊員がそれらに放水した。 出火後、間もなく現場を訪れていた男性は「このアパートは1軒しか入居していなくて、おばあちゃんが一人暮らししてたんだけど、昨日、お孫さんたちが泊まりに来ていたみたいですよ。火が出てからおばあちゃんたちはすぐ逃げたからパジャマ姿でした。ケガはなかったようです」と話していた。 現場は市営住宅と県営住宅が2棟ずつ、計4棟が隣接している。火災のあった市営住宅は8部屋あり、各部屋は1階と2階がつなった構造。老朽化が激しいこともあり、大半が空き部屋になっている。 市営、県営ともに新しく入居者を募集したり改築の予定はなく、木伏さん方の部屋も大きな修繕は行われない見込みだ。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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