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平成14年用お年玉付き年賀はがきが1日、全国一斉に発売され、三条郵便局(杉沢信光局長)でもさっそく年賀はがきを求める人たちが切れ目なく訪れている。 三条郵便局では、発売日に合わせて郵便の窓口のカウンタの上に「年賀はがき臨時窓口」と書いて年賀はがきの見本を張った赤いゲートを設置。午前9時に窓口を開く前から10人ほどが行列をつくり、その後も年賀はがきを求める人が切れ目なく訪れた。 同郵便局は、10月に全戸配布した「郵便局だより」で年賀状の予約受け付けの実施を掲載するなど、売れ残りの心配もあって予約販売を勧めており、予約は年々、増えている。 今ではコンビニ店でも年賀はがきを販売し、年賀はがきが売り切れて困るケースは少なくなっているが、かつての年賀はがきに殺到したイメージが残っているのか、行列したり、そのためだけに初日にわざわざ郵便局まで足を運ぶのは年配の人が中心だった。 年賀はがきは、絵入りはがきの全国版が廃止された。本県は信越版で来年のえとにちなんだ「親子馬」と「春のよろこび」「福飾り」の3種類。はがき表の切手を張る部分、料額印面の図案は、お年玉付き年賀はがきが「おせち」、寄付金付き年賀はがきは「午(うま)」。 全国の年賀はがきの発売枚数は約39億枚。三条郵便局では無地が24万0,000枚、インクジェット用(寄付金なし)が26万8,000枚、同(寄付金付き)が2万4,000枚、同(広告付き)が1万2,000枚、絵入りの「親子馬」が4万4,000枚、「春のよろこび」と「福飾り」が3万2,000枚ずつの計65万2,000枚。 年々、パソコンでオリジナル年賀はがきをつくる人が増えており、ことしもパソコン印刷用のインクジェット用の年賀はがきの購入はさらに増えるとみられる。 ただし、インクジェット用はインクジェットプリンタ、スタンプ、版画(油性インクを除く)、シールの貼り付けなどには向くが、インクリボン方式やレーザープリンタ、オフセット印刷、コピー機、プリントごっこ、ラボショップでのポストカード製作、手書きなどでは汚れやかすれが出たり、色が白抜けすることもあるので適さない。 同郵便局職員は「どういう年賀状を製作するか決めてから購入してください。わからないことがあったら職員にご相談ください」と話している。また、お年玉付き50円年賀切手の図柄は新潟県新井市のえちご上越平丸出張所民芸品部会の「スゲ細工・稲馬」、80円年賀切手が同じく愛知県西尾市の玩具「吉良の赤馬」。 年賀はがきの発売は1月8日までだが、なくなりしだい販売終了。年賀状の受付開始は12月15日から。 【関連リンク】 平成14年用お年玉付郵便葉書等の発行等(郵政事業庁のホームページ) ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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