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(財)燕地区交通安全協会(柴山富栄会長)は、カーブミラーの支柱に取り付ける注意看板を燕市と分水町の高校生からデザインしてもらい、燕市内10か所、分水町内5か所に設置した。 燕高校、燕工業高校、分水高校に依頼して高校生から5枚ずつデザインしてもらい、縦60cm、横32cmの金属プレートを製作。それをカーブミラーのすぐ下の支柱に取り付けた。 小学生や幼稚園児の通学路で、燕工業高校玄関前、燕市民プール前、大関小学校前、燕市下水終末処理場前などの交差点15か所を設置場所に選定。カーブミラーや標識看板を製作する地元の燕振興工業(株)が製造し、費用は燕市と分水町も負担して9月中旬から設置を進めた。 いずれもイラストと言葉で注意を呼びかけるデザイン。「このまま進んでもいいんですか?」「安全確認ちゃんとした?」「Look at ↑ this mirror」「命はひとつしかないよ!!」と気取りのない“イマドキ”の高校生のストレートな話し言葉で呼びかけ、イラストも手描きの味を生かすなどポップなセンスで、注目度は抜群だ。 。カーブミラー自体をカエルなどの動物の形にした例はあるが、支柱に取り付ける看板の設置を行ったのは、全国的にも珍しいという。県内の高校生を対象にした月刊誌「PIPA」11月号にも掲載されるという。 燕署管内の平成12年の交差点での交通事故発生率は66.8%で、県内警察署のワースト1位。交差点事故防止対策を年間の最重点課題に取り組んでおり、幅広い年齢層とバイクや車に乗りはじめる高校生に交差点事故の関心を持ってもらおうと企画した。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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