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「弥彦菊祭り」として全国に知られる新潟県、新潟県菊花連盟(会長・大森利憲弥彦神社宮司)主催の第41回新潟県菊花展覧会が1日、弥彦神社で始まり、会員1,000人の約6,000鉢のキクが境内を埋めている。 弥彦菊祭りは弥彦神社への御奉納と品評会を兼ねており、大菊の数咲きをはじめ、中菊の古典菊や子菊懸崖 (けんがい)、盆栽などが境内を彩る。なかでも3万本もの挿芽小菊で毎年趣向を変えて造園する大風景花壇が呼び物で、ことしは「高千穂の峰」だ。 拝殿前に飾る大菊の数咲きは別名「千輪咲き」とも呼ばれるが、弥彦では1,000本ものキクだと神社の門をくぐられず、800本ていどで作っている。 審査の日に花の最盛期を合わせたキクは審査前日に搬入され、開幕前日の10月31日に咲き具合、バランス、葉の色やつやを審査して農林水産大臣賞宮司賞、文部科学大臣奨励賞宮司賞など39の特別賞の115点を決めた。 ことしは農林水産大臣賞宮司賞に椎谷ミサさん=新潟市=の大菊の組物花壇、文部科学大臣賞宮司賞に笠原健助さん=白根市=の小菊の「崖」、厚生労働大臣賞宮司に保科弓弦さん=五泉市=の中菊の乱れ糸が選ばれた。 弥彦菊祭りは24日まで。昨年は4万人の観菊者を数えており、ことしも今週末をピークに県内外からのキク愛好者でにぎわう。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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