三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」（長谷川トミエ館長）は、3、4の2日間、同ホームでソレイユ三条文化祭を開き、同ホーム講座受講者による作品展やイベントショーなど、もりだくさんな内容で行っている。

親子連れでにぎわう折り紙・紙細工コーナー

フラワーアレンジメント、生け花、編物、絵画、書道などの講座受講者の作品を展示して、日ごろの勉強の成果を発表。ロビーではモチつき大会をはじめ、売店、喫茶など、食事ができるスペースもあり、初日のお昼どきは大勢の人手にぎわった。

ロビー入って左側にはパソコンを設置しインターネットを体験できるコーナーがあり、大人から子どもまで幅広い年齢の人が、真剣な表情でマウスを動かしていた。

中国語の紹介

体育館の作品展示

また、折り紙、紙細工の体験コーナーや1個50円のヨーヨー釣りなど、大勢の子どもがお父さんやお母さんと一緒になって挑戦していた。

多目的ホールでは、3日が中国語、ファンクの発表会があり、午後2時から行った中国語のイベントでは、10月30日に中国・鄂州（がくしゅう）市から来条したばかりの、の研修生も多く見学に訪れていた。

受講生も研修生と話すことで勉強の成果を発揮できるとあって、あいさつ程度の中国語でコミュニケーションを図っていたが、反対に研修生から発音を教えてもらっていた。

受講生の中国後の発表のあと、今度は何人かの研修生がマイクを持って「こんにちは」「ありがとうございました」と上手に日本語を披露。見学に来ていた人たちから大きな拍手が起こった。

また、フリーマーケットや不用品の販売も行っており、売上金は喫茶、売店と合わせて文化祭の運営費と歳末助け合いのチャリティーに募金する。3階音楽室では子ども映写会を開き、3日は劇場版ワンピースねじまき島の冒険」を上映。午後4時半から9時まで、アコギ弾き語り、コーラス、かもね吹奏楽団など音楽系のサークルがライブを行う。

4日だけのイベントは午前10時から劇場版「名探偵コナン瞳の中の暗殺者」を上映、午前10時から茶道教室による茶席を行う。

長谷川館長は「ほんとうにたくさんのイベントがあります。生徒さんの作品をゆっくりご覧になって楽しいイベントに参加してください」と来場を呼びかけている。最終日4日は午後4時まで。