|
県央地域の紅葉の名所のひとつ、弥彦は麓まで紅葉が広がり、まさに全山紅葉。日曜の18日、曇りがちで小雨がぱらつくこともあったが、紅葉狩りの行楽客でにぎわい、冬本番を前に鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれた。 弥彦の紅葉といえば、JR弥彦駅から山側へのびる、その名もずばり「もみじ谷」だ。谷へ差し込む光を遮るようにさまざまな木々が生い茂り、そのなかに点在するモミジがこのときとばかりに深紅に染めた葉をまとって存在を知らしめている。 春はサクラの名所だが、秋は主役の座をモミジに譲り、赤や黄に色づいた葉を飾り、脇役に回る。ほかの広葉樹も微妙に葉の色合いを変化させ、万華鏡をのぞくようだ。 もみじ谷に入るなり、「うわーっ!」「すっごーいっ!」と思わず声を上げる人も多い。記念写真の撮影ポイントは、欄干を朱に塗った観月橋。橋と紅葉を背に、晩秋の記憶をカメラのフレームにおさめている。 もみじ谷の紅葉はすでに盛りを過ぎており、紅葉狩りを楽しめるのは次の日曜25日がタイムリミットとなりそうだ。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||